IT業界にはびこる、最低賃金以下のインターンシップは、誰の得にもならない話。

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こんにちはーあやおりこです。

前回の記事で少しだけ、日給3000円8時間で働いていた過去があったことを書きました。

blog.ayaoriko.com

IT業界のなかでも、WEB業界は憧れの的。技術があれば、下克上も夢ではありません。

そんなWEB業界ですから、「最低賃金以下でもいいから、スキルを身につけるために働きたい」と考える人もいます。

私もかつて、そのなかの一人でした。

だからこそ、はっきり言わせていただきます。

「最低賃金以下のインターンシップは、誰の得にもならない」

その理由を、私の経験も交えて、書いていきたいと思います。

インターンシップに来る人は、裕福だとは限らない。

私と一緒にインターンシップに来ていた、同い年の女の子がいました。

その子はインターンに行きながら、喫茶店でアルバイト。

理由は、奨学金を早く返すためです。

家が茨城のつくばの方なので、つくばエクスプレスを使って通っていました。当然交通費の上限を超えていました。

「お金がないから、ライブのチケットを友達に譲っちゃったー。これで、今月生活できるー。」

と、彼女はさらっと言っていましたが、インターンシップとバイトを合わせると、毎日毎日働いていました。

それなのに、お金がない。

私はその原因は、このインターンシップが最低賃金であるからだと思います。

きちんと賃金を支払われていれば、彼女がここまでお金に困ることはないでしょう。

それに、きっとインターンの時間でアルバイトをすれば、2倍3倍の給料がもらえる。

そうすれば、奨学金の返金を早く終わらせることができる。

最低賃金だけど、生活が楽になる人がいます。

そういう人の意欲を最低賃金以下の労働で搾取することを、私は許せないです。

責任感が生まれない。

日給3000円で「働いている自覚をもて」と言われても、
説得力がないなと感じていました。

だって、アルバイト以下ですよ?

給料をもらうことで最低限保てている責任感は、たとえどんなに好きであっても、給料が無くなったら責任感を持てるはずもありません。

だって仕事ですから。

私のインターンの場合、「就業時間の10時に遅刻したら給料なし」というルールがありましたが、中途半端に責任を感じさせようという意図を感じて、イライラしました。

正直言って、給料なしで自由に来る方が楽しいです。

本を買うなどの将来への投資が出来ない

専門書は、ものすごく高いです。

一冊に2000~3000円だと安い方。5000円近い本もあります。

本を貸してくれましたが、書き込みたいとか考えると、自分のものが欲しい。

いろんな本を読み比べしたいので幾つか欲しいのですが。

しかし、お金がかかるんです。

インターンシップの給料は、会社以外の勉強を促すための給料でもあると思います。

給料が入ったことにより、高かったソフトウェアや本を購入するきっかけになれば、スキルが上がる。

スキルをあげれば会社でもっと活躍する可能性もあるのに、もったいないです。

ストレスが減るので、余裕をもって仕事ができる

エンジニアはデスクワークですので、ストレスが溜まりやすいです。

そうなるとストレスを解消する必要がありますが、

お金のあると、ストレスを解消する手段が増えます。

運動だけでも、ジム、ロッククライミング、テニス、ゴルフ・・・

お金のかからないジョギングでも、お金があると色々な所にいけます。

お金がある人の世界はちがいます。

それによりストレスが解消されるどころか、新たな思いつきでビジネスが始まるかもしれません。

社員のほうがストレスは溜まりますが、インターン生に違う世界をみせてもいいのでは?と思います。

そもそも、最低賃金は法律によって守られている。

そう。国で決められていることです。

www2.mhlw.go.jp

厚労省のHPにも載っています。

労働基準法(昭和22年4月7日法律第49号)(抄)

第24条第1項

賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。ただし、法令若しくは労働協約に別段の定めがある場合又は厚生労働省令で定める賃金について確実な支払の方法で厚生労働省令で定めるものによる場合においては、通貨以外のもので支払い、また、法令に別段の定めがある場合又は当該事業場の労働者の過半数で組織する労働組合があるときはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がないときは労働者の過半数を代表する者との書面による協定がある場合においては、賃金の一部を控除して支払うことができる。

ズラーと書いてあるますが、要は賃金は支払わなくてはならないものです。

最低賃金は、時間の拘束代。スキルに対するお金ではない

「スキルが無いから」という理由で賃金を払わないのは、おかしい話です。スキルというのはあくまでもプラスアルファの料金です。

賃金は時間の拘束代です。

たとえそれがコピー取りやお茶取りであっても、

上から命令されて仕事をしているならば、支払わなければならないものです。

お金を支払う代わり、「上の人のことに従う必要がある」のが、賃金です。

誰にだって、最低賃金を稼ぐ権利がある。

たとえ不器用なひとでも、たとえ未熟な人でも、生活していくためにはお金が必要です。

そして賃金を手にいれることにより、今よりも大きく踏み出すことができます。

本来インターンシップというのは、就業体験。そう、未来に踏み出すための一歩を提供することです。

低賃金のインターンは、インターンシップと言えない。だって、会社もインターンシップを受けた側も未来の可能性を狭めているから。

私は改めて訴えます。

「最低賃金以下のインターンシップは、誰の得にもならない」と。

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