あやおり子の不思議なランチタイム

あやおりこのランチタイムは、不思議なことがいっぱいあるよ。

他に内定無かったけど、2月にベンチャー企業の内定を辞退した話。

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あやおりこです!

以前書いた就活についての記事の評判が良かったので、新卒就活の後の話をします。

就活で内定をもらった会社に、就活をする前に「合わない」と気付いてしまった私のお話です。

情報系系大学生の私

私は数理科学科で数学を専攻していましたが、将来に役立つと思い、プログラミングの授業を受けていました。

幸運なことに私は論理的思考が得意だったこともあり、情報を専攻している人よりもプログラミングができました。

自分で言うのもなんですが・・・才能がありましたwww

しかし、プログラミングをしていて常々思っていたことが。



ターミナル(コマンドプロンプト)で表示されるだけって、つまらなくない?



難しいコードを打って、それで表示されたら嬉しいですよ。

でも、それって、ながら見しているテレビのクイズ番組と一緒なんですよ。

正解した。だからどう?

表示された。だからどう?

いや、ちがうでしょ。大切なのはこれをどう利用するかでしょ?

そんな疑問を常に抱えていた私ですが、
「自分で考えているものを作れる」
ので、プログラミングのスキルを上げたいと考えていました。

~7月:就活

大学の友達は、大手システム子会社などを受けていましたが、システム系だと上に行くほどプログラミングよりもコミュ力。ほぼ営業。

コミュ障でスキルもない、中途半端な技術思考の私は、就活で迷子になるのでした。。。

新卒就活のことは前回書いたので詳しくはこちら。

blog.ayaoriko.com

そしてここから、内定後の闇が始まるのです・・・

8月~:内定をもらったベンチャー企業でインターンシップ

そして私は、内定をもらったベンチャー企業で働くのでした。

30人の社員のうち、デザイナー1名除く全員がエンジニア。Rubyやphpなどのバックエンドのwebプログラマーが中心でした。

業務内容としては(ほとんど利益が出ていない)自社開発から、SES事業まで幅広くやっていました。

内定を承諾した一番の理由は、「社員が幸せな会社を作りたい」という熱意に共感したからです。

そんな企業に、私を含めた新卒5人が内定者としてインターンシップをしていました。

日給3000円っておかしくね?

最初は無給でした。

それは、まぁ、学校と両立も考えて、勉強会感覚で良いかなーと考えていました。

ある日、社長からある提案をされました。



「実案件やらせたいので、週4日勤務をお願いできる?
その代わり、日給3000円支払うからさ」

意欲でみなぎっていた私は、その承諾をすぐに受けました。

そして、私は社長の期待に答えようと頑張りました。

今考えると、それが私の地獄の始まりでした。

9月後半:倒れる

そんな9月後半のある日、

バイトをしながらインターンをしていたので、休む暇もなく、疲労がピークに達し、

大学の卒業研究が再開して、休みなく働くことに不安感を抱いていたのかもしれません。


ある日、ふと、思いました。



「私は、なんのために、やっているのだろう?」



気がついたら私は、フラついて立つことが困難になり、涙がでて、動けなくなってしまいました。

それ以降、私はめまいで外に出るのが困難になり、家に引きこもりました。

病院に行って、薬も飲みました。

そんな大変な状況でしたが、

先生のご好意によりゼミに融通をきかせてくださったことと、

友達、サークルの協力により、年末にはなんとか、立ち直ることができました。

12月後半:戻ろうとしたものの、自分の居場所がなかった。

そして12月、お金が枯渇していたことや、家には極力引きこもりたくないという気持ちから、インターンに戻ろうと思いました。

私は金曜日と次の週の木・金が行ける旨を伝え、少しでも働きたいと社長に直談判しました。

しかし、現実は甘くありません。




社長「研修からやり直しね。ただ給料は出さないよ。掲示板を作って。コードレビューは一週間後に。」


そう言われて「FuelPHP」の本を渡されました。




実装はしてみたものの、掲示板が動かない。




私は半泣きで、コードを何度も確認しました。

初日は画面を表示するまでいかなくて、

「わからないんですけどー」と聞いても、「foreachがちがうんじゃね?」と言って、ろくにコードを見てもらえず。

(そこのコード間違っていなかったし。)


次来たのは一週間後。

2日目で同期に協力してもらい、やっと画面が表示され、

3日目でなんとか掲示板完成できたけど、細かいところまでは出来ませんでした。




コードレビュー後、社長は言った。


「一週間やったのに、なんでできてないの?」



は?



同期に教えてもらって、やっと動いた状態だったのに。
一人で一週間の時間をかけても、出来なかったと思うのですが。




「他のインターン生は、休んでいる間頑張っているんだよ」



そもそもインターンシップって、自主制じゃなかったんかよ。

二ヶ月間布団から出れなかった病人に言うことか?

実力主義って、他の人と比べることではないと思うのですが。




「好きなことで生きて行くのは、甘くはないんだよ。勉強の日々だよ」




そっか。私はプログラミングはできるけど、好きではないのか。

年末年始:帰省

年末年始。

私は実家に帰った。

いつもは3日ぐらいで帰るが、今回は半月ほど長めに帰った。

インターンの課題が課せられていたので、戻りたくなかった。

渡された本を実家に持って帰ったが、

自然と読み気がしなかった。

だって、この課題をやったって、誰かがよろこんでくれる訳がないから。

ところで、だれかが喜んでくれるものって何なんだろう・・・・・?

1月中旬:ふらっと寄ったスクールで、「WEBデザイナー」という職業を知る

実家から帰ったら、ふと、こう思いました。

「あと三ヶ月だけど、今から職場変えられるんじゃね?」

そして、何社か面接はしてみたものの、ここぞという会社が見つからず。

そんな中、たまたま寄ったウェブスクール、インターネットアカデミーで言われた一言が、私の人生を変えました。




「三ヶ月で、ウェブデザイナーになれますよ!!」




まぁ、上手く行く人は限られていますけど。


しかし、なぜか、自分は上手く行きそうな気がした。理由は・・・

  • サークルのweb担だったので、HTMLは書けた。

  • プログラミングは出来たので、コードを覚えるのが早い自信があった。

  • 元の職場に戻っても、一年は給料が上がらない予感がしたので、いっそのことチャレンジしたかった。

などなど、

そして、私が決断をした一番の理由は・・・


バックエンドの目に見えない世界は重要なのは知っているけど、
自分が作ったものが目に見えて分かりやすい世界の方が、私は好きだったから。

人をいかにして惹きつけるかを考えられるのは、こっちの世界の人。

どうせ勉強するならば、自分の好きなことを勉強したい。



ウェブスクールに通うことに決めました。

まだ、三月まで時間はありました。

それまでに自分に向いていそうならば、辞めて転職しても良いのかなとも思って。。。。

1月後半〜:ウェブスクールに通い詰める。

とにかく私には、時間が無かった。

スクールのキャンパスを移動しつつ8時間ぶっ通しでやりました。

Adobeのソフトを買い、家で復習していたら、4時5時になることもしばしばありました。

インターンシップの時代には、自分からそこまで夢中になれなかったなと、思えるほど。

そして気がついたら、私は10月ごろに発症した病気が治っていました。

2月:内定辞退。

その一方、私はインターンシップの掲示板の課題は、まだ手をつけていませんでした。

誰のために作るでもない作品。誰も求めていない作品。

border:solidだけの、機能がいっぱいの掲示板と、
色々デザインを工夫して、明るい雰囲気の掲示板。

機能が不十分でも、私は後者のほうが好きだった。


きっとそれを説明しても、話も聞いてくれないだろう。


私は「ちょっと用事が出来てしまったので、また後日お願いします。」と逃げていましたが、最初の約束からもう一ヶ月。

社長から「とにかく話をしたいので、電話しても良い?」と言われたので、私は電話を断って、数日後会社に行くことにした。


デザインをやりたいと言っても、私の会社では出来ないのは確実だったから。


私はもう、戻る気はしなかった。


内定を辞退するために会社に向かった。

会社についたら社長が出て来たので、本を返して私は言った。


「本日をもって辞めさせていただきます」


目の前ではっきりと。

他の社員、同期にはっきりと聞こえるように。


もちろん、職場は静まり返った。


説得されるのかと思ったが、社長は

「そうか。じゃあお別れだね」

と一言。


私は職場にあった忘れ物を受け取り、社長がエレベーターまで見送ってくださった。

「この業界は狭いから、また、いつか会えるかな。」

と、社長は私に言葉をかけました。


職場にいた時間、約5分。

理由も全く聞かれない、あまりにも、あまりにも呆気ない内定辞退でした。



帰り道。

「同期や心配してくれた社員の方に、謝らないとな。」

そう思い、携帯を開く。

「Slackから、退会されました。」

「このメールアドレスが使えません。」

私の内定先は、再びゼロに戻った。